May 21, 2015

箪笥からのエレガントな救出劇。









春の『handmade market』に向けて冬の間中、チマチマといつものガーランドやプラバンを製作したのですが、
新しいものも作ってみました。

冬に編んだ春色の新作です。



糸や羊毛、ラメ糸を編み込んでいくこの編み方をはじめたのは、
もう数年前なのですが、きちんと綺麗に仕上げられるようにやっとなったので(笑)
やっとやっとの出来あがりです。

上の写真はバレッタ。
元々余り糸なんかを好き勝手に、糸が一番、自分が気に入る姿に編み上がる様、
編み方も自分流で編んで遊んでいたのがはじまりでした。
なので勝手に「鼻唄編み」と命名し、"調子っぱずれでも歌う方も耳に入る方も良い気分に・・"のイメージであれこれ作ろうと思ったのですが、
どうも太さの違う糸や引き揃え方で形が整わず。。

一番困ったのは、試行錯誤しているうちに、「鼻唄用」という名目で毛糸や糸が大量にストックされていくという・・・
季節ごとに総変わりする市販毛糸は、"いつか編むために"とどのくらい買い込むべきか。
私にはまだこの答えを習得する気配は残念ながら皆無です。





糸の色合いから『春風シュガー』なんて名前をつけてみました。
バレッタ大、小、とリボンのブローチがあります。
春が過ぎても、少しずつ増やしていければなぁと思う、お気に入りのカラーです。




こちらはブローチ。
DMCの8番糸はお気入りの糸です。
左側の綺麗なピンク色。DMCのヨーロッパの鮮やかな発色と、美しい艶は見ているだけでも幸せな気分になります。
惚れ込んでガーランドの芯糸にも使っているのですが、
他の個性的なavrilや、リッチーモアの変わり糸との強弱のバランスがなかなかまとまらず・・
そのバランスを整えるのが一番楽しいところでもあります。




まだ始めたばかり、他の膨大な糸山を(笑)散策して色んなカラーを作っていきたいと思ってます。



このシリーズに使ったavrilの糸は自分の定番になっている特にお気に入りの糸ばかりでした。
ハンドメイドの作家友達さんと「この糸好き」「そうそう!わたしもこの糸好きなの!」て話になったので、
ヒバナのオレンジも、ポリモールも、avril好きにはかなーりポピュラーな糸だと確信して、
嬉しかったのを覚えています。




大きなバレッタには、星のチャーム。


また新しく編めたら紹介したいと思います。
夏糸の方がわたしは引き揃えるのが好きなのでついつい買い込んでしまいます。
なので今手芸店の糸のコーナーは、わたしにとって狂喜乱舞ものでありとても危険。

そんな中からお眼鏡にかなった素敵な糸達を、
たんすの肥しから救出しながら、素敵なのを秋から冬にお見せできたらと思ってます。





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